ご挨拶


 これまで財団法人日本美術刀剣保存協会宮城県支部として活動してまいりましたが平成23年4月より

  「宮城県美術刀剣保存協会」(宮刀保) 

と名称を改めまして引き続き公益財団法人日本美術刀剣保存協会の協力団体として現在も活動を続けております。

 

更にこれから本部協会の主旨・目的に沿った事業を地域的に担い、美術刀剣・刀の外装の品々、

「鍔」や柄の部品の「縁」、「頭」、「目貫」などの金工細工、

そして漆工芸品の「鞘」、「鐺」、「鯉口」の金工品等々の研究と保存保全に協力し、

それらの日本固有の伝統文化に触れ、会員みなさんと一緒に鑑賞会等を通して楽しく勉強をし続けております。

 

 御刀は今もなお、私たちの暮らしの中で身近なところに生き続けています。

例えば「一点曇りなきように研ぎ澄ます心」という言葉。

それはこれから大事な行動を起こそうとする決意を表現する言葉として使われることがあり、

「御刀」と「心(精神)」を重ねる表現は、今も自然に使われております。

その他にも「反りの合う人、合わない人」、「元の鞘に収まる」、「身から出た錆び」、

「抜き差しならない」、「おっとり刀」、「抜き打ち」、「太刀打ち出来る、出来ない」等々があります。

 

 これらの言葉が示すように、数百年もの間、近くは私たちの三代前のご先祖まで、

これらの美術工芸品を身近にし、日本人の心(精神)の拠り所として大事にし続けて参りました。

 

 今回、宮城県美術刀剣保存協会は公式ホームページを開設し広く私たちの活動と

日本刀の魅力について発信して参ります。

皆さんとの交流の場としてご活用していただきたいと考えております。

よろしくお願い致します。

 

平成29年7月20日吉日

宮城県美術刀剣保存協会

会長 鈴木 俊一